福祉の仕事を目指している方へ(各専門職のしごと紹介)
特別養護老人ホーム みたらの杜 勤務
ユニット主任
森 静香 さん



委員会:仕事の内容を教えて下さい。
私は、この特別養護老人ホームみたらの杜に勤めて5年目になります。そして、今年の5月からあやとりユニットのユニット主任として勤務させて頂いております。主任ケアワーカーとなり、入居者様の健康状態を始め、楽しみや生きがいを持って過ごして頂けるように、毎日入居者様と寄り添いながらケアさせて頂いております。
又、ユニットの職員を一つにまとめ上げる事も私の役割と思っております。
委員会:この仕事を選んだ理由を教えてください。
私は、幼少の頃からお婆ちゃん子で、お年寄りの方達と触れ合うことが多かったんです。大きくなったら、「人と接する仕事がしたい」と思いながら学生生活を送っておりました。そして、高校3年生の進路を決める頃、当初は医療系の仕事を希望しておりましたが、実習に伺った医療系施設で、初めて「介護の仕事」を目にしました。
その姿は、スタッフさんが高齢者の方一人ひとりの側で寄り添い笑顔が絶える事のない衝撃を受けた事を覚えております。まさしく「介護の仕事こそ、私の求めていた仕事だ。」と思い。介護の仕事を選んだ事を今でも鮮明に覚えております。
委員会:今のしごとでのやりがいを教えてください。
私自身が感じる「やりがい」とは。やっぱり入居者様の笑顔が見られた時ですかね。今までにたくさんの思い出がありますが、特に印象に残っている事があります。 先日、退居してしまった入居者様がおりました。その入居者様とはいっぱいお話しをしたり、触れ合わせて頂いたりと数えきれない程の時間を過ごさせて頂いておりましたが、退居してしまう事になってしまったんです。そして退居されてから、1ヵ月程が過ぎた頃にその入居者様のご家族様から1通の手紙が届きました。その中には、ここの施設で過ごす事ができたことへの感謝の言葉や自分の事を とても印象深く思ってくれていたこと等が書かれておりました。 
私やユニットスタッフは入居者様お一人おひとりの暮らしの中でその入居者様が幸せな生活を送って頂きたい思いで毎日ケアさせて頂いております。時には壁に直面したり、悩んだりする事も ありますが、入居者様やご家族様からの感謝の言葉を頂けた事に感激した事を覚えております。
委員会:ズバリ、福祉の仕事の魅力とは何ですか?
みたらの杜にはたくさんの職種が入居者様お一人おひとりをケアさせて頂いております。入居者様個人を尊重し、尊厳のある幸せな生活を送って頂くために、それぞれの職種が一つの目標に向かって進んでいく。そんなチーム一丸となれる仕事である事こそ私は最大の魅力と思います。
委員会:福祉の仕事を目指している方に一言メッセージをお願いします。
私はこの「福祉の仕事」が天職であるといつも感じながら毎日を送っております。女性の方であれば、結婚や出産等、一人の女性としてこれから沢山の経験をしていくと思います。ですが、結婚や出産をしても、私は一生この仕事を続けていきたいと思っておりますし、続けて行けると思っております。そんなステキな福祉の仕事を一緒にしてみませんか?


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