行動規範 第3委員会

SOSネットワーク捜索模擬訓練

 H23.10.28(金)、前年度は洞爺湖町地区にて開催いたしましたが、今年度は特別養護老人ホームみたらの杜(室蘭地区)にて「SOSネットワーク捜索模擬訓練」を実施いたしました。
ここ、みたらの杜には「特別養護老人ホーム・ショートステイ・グループホーム・小規模多機能型居宅介護事業所・デイサービスセンター・ヘルパーステーション・居宅介護支援事業所・地域活動支援センター」が開設されており、今回実施するにあたり法人職員をはじめ「室蘭市介護保険課 介護認定係の職員、地域包括支援センター白鳥ハイツのケアマネージャー、絵鞆町会 副町会長と防犯部長、室蘭警察署 生活安全課の警部補と巡査部長」の計41名が参加されました。
1時間程度の座学実施後、当委員会職員が仮の行方不明者として町内に潜伏。
約1時間30分程度の時間内で10グループに分けて捜索模擬訓練を実施し、アップダウンが厳しい室蘭の地形に悲鳴をあげながらも道行く人に訊ねたり、同じ腕章を付けた捜索グループと協議するなど、実践さながらの訓練となりました。
最後のまとめでは「範囲が広く大変。住宅地や小路、アパート内、庭先、山方面に入られると見つけづらい。時間帯によっても捜索形態が変化する。車で拡声器を使ってはどうか。必要によって絵鞆町内会の各地区班長に連絡が入ると動ける。車で捜索している場合、今回は2名だったが3名体制として、運転手は運転に集中し他の2名で両サイドを捜索するほうが良いのでは」等、各地区によって様々な疑問点やアドバイスなどが発表されました。
又、室蘭警察署からは「警察に通報があった場合には様々な情報をお聞きします(時には30分位)。その為、状況をよく理解した人が電話をかけていただき、通報時には時間がかかることを認識してほしい。また、電話の内容は無線を通じてリアルタイムに流れ、10社ほどの協力会社(バス・タクシー等)に流れます。見つかる、見つからないは別として、まずは早めに連絡してほしい。誤報なら誤報でも構わない」との事でした。又、別件ですが、現在も「振り込め詐欺・カード詐欺」が未だ発生している為、高齢者や職員に対して周知を図っていただきたいとの事。
この度は、多くの方々にご参加いただき誠にありがとうございました。天気も良く、又、参加者等に事故もなく無事に終了することができました。
今後とも幸清会・大滝福祉会の活動につきまして、ご支援、ご協力と共にご指導、ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い申し上げます。

室蘭民報に掲載されました(平成23年10月29日)

実施風景

  

  

  

  

  



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